iPhoneSEには三種類ありますが、機種名表記は同じ「iPhone SE」のため、混乱する場合も
2025年05月23日
通勤に地下鉄御堂筋線を使っているのですが、少し前から、iPhone2台を持って(一台はなぜかiPhone SE)画面を見比べている人をよく見かけるようになりました。
機種変更したけれども、データ移行がうまくいかなくて、昔の写真やLineのトーク履歴を見比べているのかなと、てっきり思っておりました。
会社用のiPhone SEの画面を割っちゃった、ということで修理に持ち込まれるお客様をちらほら見かけるようになって、やっとわかりました。
iPhone SEは会社用携帯で使われることが多いのです。値段も安く、重さも軽く、性能も全然良いので会社携帯にぴったりな機種です(現在は販売終了しています)。
そこで、修理屋として問題になるのは、「機種名」です。
Appleの正式名称で「iPhone SE」とされる機種は、実は、三種類あります。
「設定」>「一般」>「情報」の機種名の項目でその三種類全てが「iPhone SE」と表記されているのです。
三種類の詳細は以下の通りです。
iPhone SE 第一世代:2016年発売 iPhone 6sと同性能
iPhone SE 第二世代:2020年発売 iPhone 11と同性能
iPhone SE 第三世代:2022年発売 iPhone 13と同性能
外観で区別が難しいのは、第二世代と第三世代ですが、実はモデル番号で区別することができます(説明が難しいので、詳細は省略させていただきます)。
中を開けて分解すると、「第三世代だった!」ということもよくありますので、修理屋の店員が何か慌てていたら、そういうことだと思っていただければと思います。