2025年04月17日
本日、バッテリー交換修理が2件ありました。
iPhoneのバッテリーは、実は「消耗品」です。
このことは、iPhone購入時に説明されることはなかったと思います。
ですので、iPhoneの電池が持ちが悪くなってきた=iPhoneの寿命、と思ってしまう人がある程度おられる感じがします。
寿命があるのはiPhoneではなく、実はiPhoneのバッテリー(内蔵充電池)です。普通の人が毎日ほどほど使用して約3年が交換目安です。
専門的には、満充電回数が500回、バッテリー最大容量が 80%を切ったら交換、という感じです。
「設定 」> 「バッテリー」の項目を見ていただければ、バッテリーの状態ということで「最大容量」が表示されています。
また、iPhone16以降の新しい機種では「充放電回数」という項目が新たに追加され、バッテリーの状態がさらによくわかるようになっています。
これらは毎日チェックしなければいけないような項目ではありませんが、1年に数回、思い出した頃に見てみる、というような項目でしょう。
なお、iPhoneの種類によって充電の容量が異なっていて、大きなサイズのiPhoneの方が大きな充電池を内蔵しているため、電池の持ちが良いです。
モバイルバッテリーでも表記があると思いますが、容量の単位は mAh(ミリアンペアアワー)といいます。
例えば
iPhone SE(第3世代):2018 mAh
iPhone 16:3561 mAh
iPhone 16 Plus:4674 mAh
iPhone 16 Pro:3582 mAh
iPhone 16 ProMax:4685 mAh
iPhone 16e:3961 mAh
PlusやProMaxの方がボディーサイズが大きいので、大きなサイズのバッテリーを内蔵できます。
また、最新のiPhone 16eは、本体裏側のカメラの数を1個に減らしてできたスペースに大きなサイズのバッテリーを内蔵できたため、一回の充電でiPhoneが比較的長い時間使えます。
ただし、一回の充電で長時間使えると言っても、5年も10年もバッテリー交換が必要ない、ということではないのが、少々ややこしいところです。