2025年05月02日
一般の方には特に関係のないことだとは思いますが、iPhoneのフロントパネルを取り外して内部に貼り付けられたバッテリーを交換する際に、実は、基板を破損する危険があるのです。
これはプロの修理屋だけでなく、自分でバッテリー交換をしようとする修理初心者のような方にも気をつけていただきたいポイントです。
写真は基板上にあるバッテリー用のコネクターですが、そのコネクター右横の隙間にある小さなパーツ(コンデンサです)がバッテリーのコネクターを取り外す際にポロリと取れてしまうと、組み上げた際にiPhoneが再起動を繰り返したり、充電残量が1%のまま変化しない、という故障が発生致します。
この故障を修理するには、無くなったコンデンサを再び基板に半田付けする「基板修理」をしないといけません。
なお、当店ではこの点を十分理解しておりますので、バッテリー交換で基板を破損することはありません。
ご安心ください。